地球温暖化は現在人類が直面している地球環境問題の中でも最も解決の難しい問題のひとつであり、雪山を愛する私たちにとってはこの問題は特に大きな問題だと思います。
雪がなくなるとスキーやスノーボードが出来なくなるからというだけの理由で地球温暖化を考えるのは短絡的ではありますが、自然に対して真剣に目を向けてみることは大事だと思います。
ここではごく簡単にしか説明しませんが、ぜひ一人一人が環境問題に目を向けられるようになって欲しいと思います。
(NASA提供)
1.地球表面のエネルギー収支 地球を含めて惑星表面は、太陽の放射エネルギー(太陽放射)によって温められています。 惑星が受けた太陽放射の一部は表面で反射されますが、残りは惑星表面に吸収され、惑星は温まります。 同時に、惑星表面からもエネルギーが放射されており、その量は惑星の表面温度が高いほど大きくなります。 惑星表面の平均温度がほぼ一定なのは、惑星が吸収するエネルギーと放射するエネルギーがつりあっているからです。 これを放射平衡といいます。
2.温室効果 前項にも記述してあるとおり、惑星は放射平衡により温度を保っています。 ただ、実は惑星表面から放出されているエネルギーは全て宇宙空間に放射されるわけではなく、大気の成分によってはその熱を受け止めて、また地表に戻す性質を持つものがあります。 二酸化炭素や水蒸気にはこのような性質があり、これらの気体を温室効果ガスといい、この仕組みを温室効果といいます。 布団をかけて寝ているとき、部屋は寒いのに布団の中は暖かくなります。 これはからだから放射した熱が、布団によってからだに戻ってくるからです。 簡単に言えばこれと同じ現象が地球規模で起こっているのです。 ただし、この温室効果という仕組みはとても重要で、もし温室効果がまったくなければ地球の平均温度は−18℃ほどになり、水は凍ってしまい、生命は存在できません。 つまり温室効果が問題なのではなく、惑星が吸収するエネルギーの量と放出するエネルギーの量のバランスが崩れてきていることが問題なのです。 このようにバランス崩れ、気温が上昇している状況を温暖化といいます。 3.温暖化の影響 最近は昔に比べて気温が高くなったように感じます。しかしIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の報告では50年前に比べて、わずか0.5度しか暑くなっていないそうです。 たった0.5℃でも暑くなったと感じているのにIPCCの最新報告では「今後100年で、最大5.8℃の気温上昇」が予測されています。 この気温の上昇に伴い下記のような影響が考えられています。 A.海面の上昇
B.経済・エネルギー
C.水不足・食糧危機
D.健康
4.私たちにできること 温暖化の原因となる二酸化炭素の排出源は半分は家庭、もう半分は企業や公共施設になります。 ということは、家庭からの二酸化炭素の排出量を減らせば地球温暖化阻止にも大きく貢献できるということになります。 具体的には下記のようなことに取り組んでみましょう。 ・クーラーの温度を1℃上げ、ヒーターの温度を1℃下げる。 ・ゴミの分別をしっかりと行い、リサイクルに努める。 ・水を使うときは出しっぱなしにしないでこまめに止める。 ・車のアイドリングをやめる。 ・使っていない電化製品はコンセントを抜く。 ・光合成を行ってもらうために街の緑化運動に参加する。 自分で出来ることはこの他にもあると思います。 ぜひ毎日の生活の中で小さな事からコツコツと取り組んでみましょう。 ホームページ・参考書 このページを作成する上で参考にさせていただいたホームページや参考書です。 非常に勉強になりますのでよろしければご覧下さい。 「ストップ・ザ・温暖化」 キャンペーン !! http://stop-ondanka.com/ 全国地球温暖化防止活動推進センター http://www.jccca.org/ 地球温暖化情報 - 独立行政法人環境再生保全機構 http://www.erca.go.jp/ondanka/ 気候ネットワーク http://www.jca.apc.org/kikonet/ 京と地球の環境WEB SITE http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/ 暮らしの中から環境を考える http://www32.ocn.ne.jp/~yyk 東京書籍 http://www.tokyo-shoseki.co.jp/ 教育出版 http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/ |
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